磯焼けのある海に入って、増えすぎたウニを駆除したり、成熟した海藻のタネを投入するなど、直接藻場再生・保全につながる活動をしています。地元の漁業者やダイビングショップ、ボランティアダイバーの協力を得て活動しています。

長年藻場の研究をしてきた代表理事の小松輝久先生の監修の元、モニタリング調査も行っています。日本の複数の都道府県で、独自にもしくは外部組織の依頼・協力の元、藻場の繁茂状況や、ウニや魚など食害生物の影響を調べたりしています。
磯焼けというスケールの大きな問題に対処するにあたり、このような科学的知見を持つことが私たちの強みであると考えています。

日本で、藻場や磯焼けといった問題は一般にはあまりよく知られていません。モバイルラッコ隊では、藻場に関する知識を広めるための勉強会やウェビナーなどの開催も行っています。また、他の環境団体や学生団体などとも協力してイベントを企画したりしています。